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ショーケース / 学習塾

合格実績を載せずに、
何を出すか。

学習塾は特定商取引法で「特定継続的役務提供」に指定されている業種です。効果を約束する広告は禁止され、合格実績の数え方にも基準があります。
その条件で、保護者がいちばん知りたいことに答える1ページを作りました。

  • 1年分の総額を開示
  • 書面と解約も明記
  • 1つから依頼可
サンプルサイトを見る
  • 画像ファイル 0枚
  • 効果・比較表現 0か所
  • 単品は11,000円〜(税込)

塾のサイトは、どこも合格実績とキャンペーンが主役です。ところが実績には数え方の基準があり、効果を約束する広告は特定商取引法で禁止されています。 架空の塾であれば、そもそも実績は1件も載せられません。 ではどう選んでもらうのか。このサンプルは、保護者がいちばん知りたい「お金」と「やめるときのこと」を先に出すという一点で作りました。

この業種で、守らないといけないこと

学習塾は特定商取引法の「特定継続的役務提供」に指定されています。契約期間が2か月を超え、金額が5万円を超えると対象です。多くの塾がこの条件に当てはまります。

書面は2種類、別々に渡す

契約前の概要書面と、契約後の契約書面。どちらか1枚で代えることはできません。記載すべき事項も決まっています。

クーリング・オフは8日

起算日は契約書面を受け取った日です。概要書面の日ではありません。違約金は請求できず、受け取ったお金は返す必要があります。

中途解約の精算に上限がある

学習塾は、開始前なら11,000円まで、開始後は受けた分に加えて20,000円か1か月分の低いほうまで。これを超える特約は無効です。

効果の誇大広告は禁止

同法43条。省令は問題になる事項として役務の効果を挙げ、成績の向上を例示しています。「必ず上がる」「絶対合格」は書けません。

合格実績には数え方がある

全国学習塾協会の自主基準は、直前6か月のうち3か月超の在籍・30時間超の受講を条件としています。延べ人数や学校群の積算表示は避けるべきとされています。

根拠のないNo.1表示

「満足度No.1」に合理的な根拠がないとして、課徴金6,346万円の納付命令を受けた事例があります。調査の方法まで説明できないなら使いません。

※ 根拠は特定商取引法41条・43条・48条・49条および同施行令、消費者庁「特定商取引法ガイド」、全国学習塾協会「合格実績に関する自主基準実施細則」、消費者庁の措置命令・課徴金納付命令の公表資料です。 実際の運用は契約内容によって変わるため、最終的な判断は専門家にご確認ください。

代わりに、何を出したか

保護者が知りたいのは、合格者の人数よりも「うちはいくらかかって、合わなかったらどうなるのか」です。そこを図にしました。

1年の総額と、その内訳

月謝264,000円+季節講習60,000円+教材費と入会金27,500円=341,500円。帯グラフにして、月謝が全体の8割弱であることまで見えるようにしました。

施設費・管理費は0円と明記

「ほかに何かかかるのでは」という不安に、金額表の中で0円と書いて答えています。季節講習が必須ではないことも書きました。

80分の時間配分

確認10分・解説20分・自分で解く40分・振り返り10分。「丁寧に指導します」と書くより、40分という数字のほうが伝わります。

書面2種を流れの中に

入塾までの4ステップに、概要書面と契約書面を渡す段階を組み込みました。クーリング・オフの8日も、どこから数えるかまで書いています。

解約の上限を図にする

法律で決まっている上限をそのまま図にしました。守る側が先に開示すると、それ自体が誠実さの証明になります。

講師の内訳をそのまま

専任2名・大学生4名。数えられる形でだけ書きます。書けないなら書かないほうが安全です。

※ 掲載した金額は、文部科学省「令和5年度子供の学習費調査」で学習塾費を支出した世帯の平均(公立中学生で年間34.9万円)に合わせたサンプル用の数字です。実在の塾の料金ではありません。

入れたもの一覧と、単品の金額

全部まとめてでも、1つだけでも構いません。金額は税込・下限です。

掲載内容の点検 / 33,000円〜

今あるサイトの文言を読み、効果を約束する表現、根拠のないNo.1表示、合格実績の数え方、解約条件の書き方など、指摘されやすい箇所を洗い出して言い換え案をお出しします。この業種ではここが最初の一歩になります。

構造化データの設定 / 22,000円〜

教室の情報(名称・所在地・開校時間・対象)と、よくある質問を検索エンジンに伝わる形で記述します。画面の文言と完全に一致させます。

フォーム改修 / 33,000円〜

保護者が入力する前提に組み替え、必須を2項目に絞ります。記録できたときだけ完了を表示するので、申し込みの取りこぼしが起きません。

Googleビジネスプロフィールの初期設定 / 55,000円〜

「地域名+塾」で探される業種なので、地図まわりが要です。開校時間・属性・説明文を整え、サイトの情報とそろえます。

SEO基礎の整備 / 33,000円〜

見出しの構造、タイトルと説明文、内部リンク。学年別・目的別のどのページを入口にするかから設計します。

表示速度の改善 / 33,000円〜

写真の軽量化、読み込みの順番、使うフォントの絞り込み。このサンプルは画像ファイルが0枚なので、そもそも待ち時間がありません。

アクセシビリティ対応 / 33,000円〜

キーボードだけで操作できるか、読み上げで意味が通るか、文字と背景の濃さが足りているか。図には説明文を付けています。

GA4導入支援 / 33,000円〜

体験の申し込みやボタンのクリックを数えられるようにします。どの導線から申し込みが入ったのかが分かる状態にします。

このサンプルはすべて架空です

サンプル個別指導塾は実在しません。電話番号・所在地・講師の氏名・合格実績・生徒や保護者の声は載せていません。効果を約束する表現、他塾と比較する表現も使っていません。

よくある質問

学習塾のサイトに、特別な決まりはありますか?

あります。学習塾は特定商取引法の「特定継続的役務提供」に法律で名指しされている業種です。契約期間が2か月を超え、金額が5万円を超えると対象になり、概要書面と契約書面の交付、クーリング・オフ、中途解約の精算上限などが定められます。また同法43条は、効果についての誇大な広告を禁止しています。

「成績が上がる」と書いてはいけないのですか?

効果を約束する書き方は避けるべきです。特定商取引法の省令は、誇大広告として問題になる事項に役務の効果を挙げており、家庭教師による成績の向上が例示されています。景品表示法の優良誤認にもあたり得ます。書くのであれば、根拠を示せる範囲にとどめる必要があります。

合格実績は、どう書けばよいのですか?

全国学習塾協会の自主基準では、受験直前6か月のうち3か月を超えて在籍し、通常の学習指導を受け、30時間を超えて受講した生徒だけを算入することとされています。短期講習だけの生徒や模試だけを受けた生徒を含めたり、学校群でまとめて積み上げた数を示したりすると、誤解を招く表示になります。過去には、講師の学歴の割合を実際と大きく違えて表示した塾が措置命令を受けた例があります。

料金は載せたほうがよいのですか?

載せることをおすすめします。大手の塾サイトは金額を出さずに問い合わせへ誘導する作りが多いのですが、保護者への調査では「予想以上に追加料金がかかる」「適正かどうか判断できない」という不満が挙がっています。月謝だけでなく、入会金・教材費・季節講習を含めた1年分の総額を出すと、その不満にそのまま応えられます。

問い合わせフォームで気をつけることはありますか?

生徒本人ではなく、保護者が入力する前提で作ることをおすすめします。個人情報保護委員会の見解では、おおむね12歳から15歳以下の方の個人情報を取得する場合、法定代理人である保護者の同意を得る必要があるとされています。サンプルでは「保護者のお名前」を必須にし、学年や希望は任意にしています。

全部まとめて頼まないといけませんか?

1つから頼めます。構造化データの設定だけ、掲載内容の点検だけ、といった単品のご依頼をスポット作業としてお受けしています。今のサイトはそのままで、気になる部分だけ直すこともできます。

同じ作りのサイトを、ご相談ください。

今あるサイトの文言だけを点検することもできます。実績の書き方や解約条件の記載など、指摘されやすい箇所と言い換えの案をお出しします。